中国香港にはない、日本のスーパーの「おもてなし」。レジ袋つめスペースと「お支払いセルフレジ」

※2018年1月18日更新

日本のスーパーにあって他の国のスーパーにないもの

日本から海外に行って、スーパーで買い物をすると感じること。

それは、レジの効率が悪い…遅い…

ということだ。

なぜ遅いのか?

理由は色々あると思うが、一つは「袋づめスペース」が無いからだと思う。

中国のスーパー。袋詰めスペースがない
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日本ではレジの隣に袋づめのスペースが設けられているのが当たり前だ。レジを通過した客はそこで袋づめをすることができる。

日本のスーパー。見慣れた袋詰めスペース
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だが、この袋づめスペースがあるのは世界でも少数派なようであり、少なくとも私が行ったことがある国には無かった。

中国、香港は袋づめスペースは無いし、アジアの各国、アメリカ、イタリアでも無いらしい。(ゼロではないかもしれないが…。もし海外のスーパーで袋づめスペースを見かけた人がいたら教えて欲しい。)

袋づめスペースが無いので、客はレジでお金を支払った後その場で袋づめを行う。混んでいるときはそれがブレーキとなり、レジの流れが非常に悪くなる。

袋づめスペースがあればもっとレジ回転が速くなるのに…と思う。

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「おもてなし」精神の表れ?

でも、上記したように袋づめスペースは日本以外では見たことがほとんどない。

袋づめスペースを設けるにも余分のスペース確保、手間やコストがかかってくるわけで、利益を追求するなら、袋づめスペースを設置するという選択肢はないはずだ。

では、なぜ日本のスーパーには袋づめスペースがあるのが普通なのだろうか。

それはお客さんをなるべく待たせないようにするための、店側の「おもてなし」精神の表れではないだろうか。

多少売り場スペースを削ってでも、お客さんをなるべく待たせないように、気持ちよく買い物を終えてほしいという配慮がそこにはあるのだと思う。



さらなる待ち時間短縮のために「お支払いセルフレジ」を設けるスーパーも

日本では、さらなる待ち時間短縮のために「お支払いセルフレジ」を設けるスーパーも増えてきている。

お支払いセルフレジ
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通常、レジでは店員が商品をスキャンし、支払いを受け付ける。

しかし、支払い作業は小銭を出したりするお客さんもいるため、結構時間がかかってしまう。

この「お支払いセルフレジ」は支払い作業を店員が行わないため、待ち時間を格段に短くするよう考えられたものである。

店員は商品をスキャンするだけで、お客さんは次々に前に進むことができ、代金はその先にいくつか設けられている精算機に自分で支払えば良いのである。

帰国時に「お支払いセルフレジ」を採用しているスーパーで買い物してみたが、レジの通過がすごく早かった。

普段中国のスーパーのレジに慣れているから尚更かもしれないが…めっちゃ早っ!と感じた。
^^;

大げさでなく、レジ待ち時間は中国のレジの1/3くらいだと思う。



一時帰国するたびに感じる日本の「おもてなし」

スーパーの袋づめスペースは一例に過ぎないが、日本の「おもてなし」は本当に素晴らしい。

日本にずっといたら、袋づめスペースが素晴らしいなんて全く思えないかもしれない。

だが、紛れもなくそれはお客さんが気持ちよく買い物を終えるための、日本の「おもてなし」なのである。

※2018年1月18日更新
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