日本のタクシーは客は4人までしか乗れない
日本のタクシーは客は4人までしか乗れない。日本の道路交通法では普通乗用車は定員は5人と定められているからで、運転手を除くと、客は4人までしか乗れないのは日本人にとっては当たり前のことだ。
5人でタクシーに乗ろうと思ったら、2台タクシーが必要である。
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香港のタクシーは客が5人乗れるのもある
しかし、香港は法律が異なる。なんと、日本と全く同じ大きさの車であるにもかかわらず、シートやシートベルトなどの車内設備があれば6人乗車が可能なのである。
定員が6人なら、運転手を除いて客を5人載せられるということである。
そう。香港のタクシーは乗客が4人乗れるタイプと5人乗れるタイプの2種類存在するのである。
5人でタクシーに乗る時も1台で済む。
たった1人の差で2台に分かれなければならないケースもあるから、これはありがたいね。
どうやって5人(運転手含めて6人)乗る?
乗用車に運転手以外に5人…きつすぎじゃない?と思うかもしれないが、問題ない。5人乗りタクシーは、フロントシートもリアシートのようなベンチシートになっているのである。
なので、前にも3人座れる。前に運転手以外に2人、後ろに3人で合計5人の客を乗せられるのである。
4人タイプ5人タイプ、どうやって見分ける?
では4人タイプ5人タイプをどうやって見分ければいいのか?答えは簡単。タクシーのフロントとリアに書いてある。
こちらは「4」と書いてあるので4人乗りタイプ(日本と同じ、運転手1人乗客4人)
こちらは5人乗りタイプ
その他、このフロントのシール以外見分け方がある。
タクシー上部に付いている「TAXI」のマークの色が4人タイプと5人タイプで異なるのだ。
上の写真を見てもらうとわかるが、緑が4人タイプ、赤が5人タイプだ。色の違いを知っていると遠くからでも見分けられるので便利だ。
4人タイプ5人タイプのタクシーの割合は?
4人タイプ5人タイプのタクシーは、どれくらいの割合で走っているのか。香港にはエリア別で3種類のタクシー(緑、赤、水色)がある。
新界エリアを走っている緑色タクシーを観察した感じでは4人タイプ5人タイプのタクシーの割合はほぼ半々か、5人タイプが少し多いかな、というくらいであった。
大は小をかねるので、5人タイプのタクシーをもっと増やせばいいのになぁー、と思った。
それでも、5人乗客タイプはたくさん走っているので、5人でタクシー移動するときもすぐにタクシーを捕まえられそうである。
運賃は?
新界の緑色タクシーの運賃表はこちら。初乗りはHKD18.5(約270円)なので、日本よりはかなり安い。
2キロを超えると追加されていく。
うまくタクシーを利用しよう
香港は交通網が発達しているので、MTRやバスでもいろいろなところに行けるが、タクシーを利用することもあるだろう。上記情報が役に立てば幸いである。
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