お辞儀をするオジギソウ
オジギソウという草をご存知だろうか。植物のくせに触感に反応して動く草である。
その名の通り、葉を触られると、葉を閉じながらグーッとお辞儀をするように茎が下がる。まさに、「お辞儀草」だ。
小学生の頃、学校の教室にあって、みんなに触られまくってお辞儀させられまくっていたのを覚えている。
子供たちはお構いなしだ。オジギソウもいい迷惑だよねぇ。
^^;
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深センにもある
このオジギソウがなんと、深センにもあった。道を歩いていたら発見した。
道端に生えていて、似ている別の草かなぁと思ったのだが、触ってみると、グーッとお辞儀した。
間違いない。オジギソウだ!
へぇぇ、こんなところにもオジギソウがあるんだなぁ。
小学生の頃を思い出すなぁ…と、ちょっと懐かしい気持ちになった。
恥ずかしい草?
ふと横をみると小学生くらいの女の子もオジギソウに触って"お辞儀"させていた。この、動く草に興味を持つのは世界共通なんだなぁ…
^_^
確かに草が動くって不思議な事だ。
…と思ったら、その女の子が、お母さんにこう言っているのが聞こえてきた。
「这个害羞草又害羞了!(このハズカシソウ、また恥ずかしがってる!)」
ん?
害羞草(恥ずかしい草)?とは…?
※勝手に害羞草(恥ずかしい、草)をハズカシソウと訳させてもらいました。
^^;
中国語では恥ずかしい草
疑問に思ったので帰ってから調べてみたら…なんと!オジギソウの中国語は「害羞草」または「含羞草」というそうである。
意味は、どちらも「恥ずかしい草、恥ずかしがる草」という意味だ。
へぇぇ。
これはなかなか面白い。
見え方が違った
この植物は、触られた時の動き方から名付けられた。でも、名付けた時、見え方が違ったのである。
オジギソウと名付けた日本人にとっては、お辞儀をしているように見え、
ハズカシソウ(害羞草)と名付けた中国人にとっては、葉っぱが触られて恥ずかしがっているように見えたということだ。
お辞儀をするのは日本の伝統文化。日本ではそれが影響したのもあるのかなぁ、これはなかなか面白い。
ハズカシソウと思ってみると
後日、またオジギソウを見かけた。いや、ここは中国なので、これは害羞草(ハズカシソウ)だ。
そう思って触ってみると…
いつも通りお辞儀をしたこの草が、
なんだか、本当に恥ずかしがっているような気がした。
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この記事へのコメント
ポンタ
面白い発見ですね。
そう言われて見ると、恥ずかしがっているようにも見えます、見えます^_^
ペッペケ
コメントありがとうございます。
恥ずかしがっているようにも見えますよね。
^_^
言葉ってなかなか面白いですね。