まもなく旧正月
旧正月(1月28日)までまもなくである。中国では1月1日の新暦の元旦は何事もなく普通に過ぎたが、旧正月は違う。一年で最も大型の連休なのである。
深センでも、旧正月を前に街の雰囲気も変わってきた。
正月の飾り付けグッズを売る店が増え、すでに故郷に帰った人もいるようで、街を歩く人の数は少し少なくなってきたような気もする。
早くもシャッターを下ろして、故郷に帰ったと思われる個人商店も見かけるようになってきた。
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タオバオなどその他のネットショップもそろそろ年内営業終了
実店舗だけでなく、タオバオなどネットショップの年内の営業もそろそろ終わりとなる。商品販売ページに年内最終発送日を書いてある店も多いが、そのデットラインは1月20日くらいがほとんどである。
だが、アバウトなお国柄なので、これら発送日のデッドラインはあくまで参考。それまでに商品代金を払っても発送されないこともあるし、運送業者も休んでしまうことがあるため、今購入しても最悪春節明けまで半月待たされる可能性もあるので注意が必要だ。
(去年春節前にタオバオで買ったが、半月以上待たされ、届いたのは春節後10日以上後だった。)
なので、これから年内にどうしても欲しいものは、直接店で買った方がいいと思う。
中国は旧正月ムードが高まっている
最近の中国では春節ムードが高まり、人々の話す言葉からも旧正月への関心の高さがわかる。電気屋、水屋も最近家に来たが、「春節は実家に帰るのか?」と聞いてきた。
私「日本は1月1日が正月だから今帰っても何もないんだよ。」
中国人「へぇーそうなんだ。」
みたいなやり取りは、この時期の中国人と日本人の会話の「あるある」だと思う。
^_^;
ところで、話は少し変わるが、中国旧正月の「あるある」と言えば、「ニワトリの鳴き声で目を覚ます」というのがある。
中国生活している方なら、あぁーこの時期…あるねぇ。と思ってくれるのではないだろうか。
なぜ旧正月の時にニワトリの声を聞くのか・・
数年前の旧正月
何年か前の旧正月前の話である。家に帰ると1階ロビーに謎のタンボール箱が置いてあった。
誰かの荷物かなぁと思って素通りしようとしたのだが、中からガサゴソと怪しげな音がしたのである。
え?なに?
そう思って中を覗き込んで見ると・・・。
なんと!生きたニワトリがそのまま入っているではないか。
悲しげな目をして、小さな声で「ココ、コケコケ」と鳴いている。
えぇ!?何故・・・ここにニワトリが?
「ニワトリ君・・・なぜこんなところに入れられてるの?・・」
すると、我が家の大家さんが来て、「新年になったらシメて食べるんだ」と言ったのである。
ま、、マジ?自分でシメるの・・・?
((((;゚Д゚)))))))
旧正月あるある:ニワトリの声で目を覚ます
日本のスーパーでは基本的に処理された肉しか売られていない。だから、日本人的には自宅で鳥さんに肉になってもらうのはかなり抵抗のあることだが…
中国ではお祝いの際には普通にあることで珍しいことではないのだ。
(ちなみに、香港では鳥インフルエンザ予防の観点から自宅でニワトリをシメることは禁止されているそうである。)
旧正月は一年で最も重要なので、この時期、普通の家庭でお肉にされてしまう鳥さんたちが中国にはたくさんいるのである。
ただ、新年が近づくと店が閉まってしまうため、少し前に生きたニワトリを買い、数日間家で飼って生かしておくのだ。
だから、この時期ニワトリの声を聞くのは「旧正月あるある」なのである。
朝早くにどこからともなく聞こえるニワトリの鳴き声は彼らの最期の叫び声だ。
もちろん、彼らは数日後どうなるのか、わかっているわけではないのだけど・・・彼らの命が旧正月の元旦までだと思うとなんだか切ないなぁ・・。
必要なものは買っておこう
さて、話は飛び飛びになったが、旧正月はまもなくだ。繰り返しになるけど、旧正月の時は物流や小売店に影響が出て買えなくなったり、高くなったりするので、長持ちするものは今のうちに買っておいて、中国最大の大型連休に備えよう。
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