中国には醤油が「生抽」と「老抽」の2種類ある。違いは?

中国には醤油が「生抽」と「老抽」の2種類ある。違いは?

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中国には2種類の醤油がある

中国には大きく分けて2種類の醤油があるのをご存知だろうか。

「生抽」と「老抽」の2種類である。

中国のスーパーに行くと、色々なメーカーから様々な醤油が売られているが、パッケージに「生抽」、または「老抽」と書いてあるので、すぐにわかるはずだ。

では、この「生抽」と「老抽」、どういう違いがあるのだろうか。

スーパーに並ぶ「生抽」と「老抽」
IMG_1900.JPG

これも「生抽」と「老抽」
IMG_1901.JPG

「生抽」と「老抽」の違い

「生抽」と「老抽」の違いは以下の通りである。

簡単に言えば「生抽」は薄口醤油に似ていて、「老抽」はたまり醤油を甘苦くて塩分控え目にした感じだ。


「生抽」
「生抽」がいわゆるスタンダードな醤油である。日本のより若干塩分が強いが、日本と同じ感覚で使える醤油だ。

日本の醤油と若干味は異なるが、冷奴にかけて食べたり、刺身につ付けて食べたりと、日本料理にも普通に合う。

なので、醤油が欲しいとき、「生抽」を買えば問題ない。


「老抽」
「老抽」は、「生抽」をさらに数ヶ月以上寝かして作ったもので、焦がした黒砂糖が入っている醤油である。

色は深みがあって黒くどろっとした感じになっていて、焦がし黒砂糖により甘みと苦味がある。塩分は「生抽」に比べてかなり低く、醤油だと思って舐めてみると、「あれ?甘い?」と感じる。

「老抽」はそのまま何かにかけたり付けたりするのではなく、主に煮込み料理などに入れる調味料として使われる。

「老抽」を入れて煮込むことにより、味に深みを出てまろやかになり、料理に照りが生まれ、色合いが濃く美しくなるのである。



納豆に「老抽」は合わない

もうかなり前だが、中国に来たばかりの時、日本から持って来た納豆を食べようと思ったのだが、醤油がない事に気づき、スーパーに向かった。

スーパーに着くと色々な醤油が陳列されていたのだが、「生抽」と「老抽」の2種類あるなんて全く知らなかったので、「どれでも大して変わらないだろう」と、適当に選んで買った。

その後、納豆ご飯を食べようとしたのだが…全然醤油の味がせず、びっくり!

そう、「老抽」を買ってしまっていたのだ。

「なにこの醤油?納豆に合わないじゃん…。甘いし…しょっぱくないし…。中国の醤油って、こんな味なの??」とちょっと戸惑ったのを覚えている。

その後、「生抽」という醤油を買えばいいという事を知り、無事美味しい納豆ご飯を食べられるようになったのである。



香港で日本の醤油を…

と、言うことで、中国で醤油が必要なら、「生抽」と書いてあるものを買えば大丈夫である。

が、ここまで書いてなんだが、我が家では基本、香港で日本のキッコーマン醤油を買っている。^_^;

深センから香港は目と鼻の先だし、輸入品を扱った店で日本から輸入されたキッコーマン醤油を安く売っているからね〜。

買いに行くタイミングが無く、キッコーマン醤油が無くなった時には、深センで買う「生抽」を使っている。

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この記事へのコメント

  • ペッペケ

    PMZさん

    コメントありがとうございます。タオバオのも選択の余地ありですね。
    香港まで行くのが面倒な時はいいかもしれませんね。
    情報ありがとうございます!
    2017年02月07日 03:25
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