中国で一人っ子政策が終了。でも3人目の赤ちゃんには罰金500万円!?

中国で一人っ子政策が終了。でも3人目の赤ちゃんには罰金500万円!?

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中国人の友達に3人目が生まれた

少し前になるが、中国人の友達に3人目の赤ちゃんが生まれた。

上2人は女の子だったので、男の子がいいなぁ、と言っていたが今回も女の子だった。

「また女の子だったよー!あーぁ、我が家で男は自分だけだ。」と言っていたが、それでも我が子の誕生の喜びを隠せないようである。

早速スマホの壁紙やウィチャット(微信)の写真は赤ちゃんのものに変わっていた。

上2人も人懐っこくて可愛いので、

とても可愛い三姉妹になりそうだ。^_^

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8万元の罰金が来た

3人目の赤ちゃん誕生は喜ばしいことだが、笑えない現実もある。

彼のもとに8万元(約140万円)の罰金請求書が来たのだ。

ば、罰金?え?何したの?



3人目を生んだので罰金を払わなければならない

この罰金は3人目の赤ちゃんを生んだことに対するものである。

「一人っ子政策」が去年で終わり、2人まで子供を生んでも良いことになったのだが、3人目以降は違反となり、罰金を支払わなければならないのである。
【コラム:一人っ子政策】
一人っ子政策は1979年から中国で始まった。人口の爆発的増加を防ぐため打ち出された政策である

その名の通り、夫婦は子供を1人しか生んではいけないという政策で、2人目以降は罰金を払わなければならない。

しかしながら、労働者世代はまもなく老人となり、生まれる子供が少ない状況がこのまま続くと厳しい高齢化社会を招くことから、2016年10月29日、ついに一人っ子政策を終わらせるとの公式発表が行われた。

これで、全ての夫婦が2人目の子供を持つことが認められるようになり、30年以上続いた一人っ子政策がついに終わりを迎えたのだ。

だが、依然として3人目には罰則が課せられる。友人は3人目の赤ちゃんを生んだということで罰金が来たのである。




高すぎる罰金

それにしても8万元(140万円)って…高すぎでしょ…。

しかし、友人は、

「僕たちは地方の戸籍だから安いけど、大都市の戸籍だったらもっと高いんだよ。深センの戸籍だったら罰金は30万元(約500万円)くらいだったはず。だからまだマシだよ…。でも一括で支払わなければならないから、結構大変なんだよ…。」

と言う。

えぇぇぇえ!!
((((;゚Д゚)))))))

子供ができたらただでさえすごくお金がかかるのに…

ご…500万円って…、しかも一括で…。払える人いるの??

日本だったら子供を産めば産むほど助成金がもらえるんだよ…とはとてもじゃないが言えない…。



払わないとどうなるのか

では、罰金を支払わなければどうなるのか。

友人いわくだが、

「罰金を払なくても、身分証明書は受け取とれる。でも、学校に行けないとかの制限もあるから、やっぱり払わないとダメなんだ。もし、この子の罰金を払わないと、今公立の小学校に通っているお姉ちゃんも放校されてしまうから…」

罰金の支払いの有無は家族単位なので、生まれて来た子だけでなく、家族全員の生活に影響するのである。

この罰金は1回払えばOKだという。友人はすでに8万元を支払ったので、今後は問題ないという。

「子供が3人もいると大変だよー!」

笑顔でそう言う友人に、頑張って、としか声をかけてあげられなかった…。

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