中国との国際貿易を成功させるためにはリスクを知った上で慎重に

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中国のバイヤーを相手に商売をするのは大変だなぁ

最近、中国のバイヤーを相手に商売をするのは大変だなぁ。と改めて感じた。

工場と顧客の中間業者をやっている中国人のC君と、

中国と日本の国際貿易をやっていた日本人のAさんの苦労話を聞いたのだ。

中国を含め、海外の相手とビジネスをすることは日本国内では考えられないリスクがあるのだと実感した。
IMG_1759.JPG

工場と顧客の中間業者をやっている中国人のC君の話

まずは、中国人のC君の話を紹介したい。

彼の仕事は電気小物の中間業者だ。

ある日、日本のホテルから、ホテルの付属品の発注を受けたそうだ。5000個。なかなかの数である。

その付属品はホテルのロゴが入ったものだが、ロゴは溝があって、その溝には金粉が入った金色の塗料がプリントされている、それなりの単価のものだそうだ。

まずはホテルからデザインデータをもらい、それを工場に持って行き、サンプルを作成してもらった。

※関係図
日本のホテル(顧客)-C君(中間業者)-中国の工場(製造業)
出来上がったサンプルを日本のホテルの担当者に渡すと、満足の品質だったようで、早速工場に5000個の発注をすることになった。

「数日で完成する」と言われ、実際数日後に発送されたようだ。

しかし、数日後、それがC君のもとに届いて、愕然としたという。

なんとホテルのロゴの色が違うのだ!

ロゴはホテルの顔だ。当たり前だが、決して違ってはいけない。色が違ったらそれはもうそのホテルのロゴではない。

すぐにC君は工場に電話し、ロゴの色がサンプルと違うと伝えると、中国の工場責任者は驚くことを言ってきたのだ。

「接着剤の色を間違った。だから色が変わったんだ。けど、もう作っちゃったから、そのまま顧客に渡してくれ。」





C君は言葉を失った

一瞬C君は言葉を失ったという。

一度サンプルを作ってもらい、品質を確認した上で、これと同じもの、ということで契約書を交わし5000個も発注したのだ。

それが、工場のミスで違うものが届いたのに、工場はそれを認めず、受け取れというのだ。

注文したものと違う、と何度も説明し、作り直してくれ、と言ったのだが、

工場側は、

「間違ってしまったのだから仕方ない、わざとじゃない、作り直すとお金がかかって損をする。」

などと子供のような言い訳をし、

挙句の果てには、「日本のホテルを説得できなければお前の営業能力が低い。」などと言ってきたという。



「で、どうしたの?」

C君はかなりカチンときたらしいのだが、こういう相手との問題を解決するためには、声を荒げてはいけないという。

お金はすでに渡してしまっているので、すでに実権は相手が握っているからだ。

こちらがどんなに正しくても、「ちゃんと契約書通りやれ!」と言ってしまうと、相手がヘソを曲げてしまう。そうなると、お金は帰ってこない上、商品も受け取れなくなってしまうのだ。

え?だって契約書交わしているんでしょ?と思うかも知れないが、ここでは日本の常識は通じない。

道理が通じない人には契約書は意味をなさないのだ。そして、こう言う民事のいざこざは日常茶飯事なので、警察も不介入である。

つまり、相手が「もう嫌だ!」と言ったらおしまい。非常に厳しい状況であると言える。

「で、どうしたの?」

C君に聞いた。



慰め、褒めた

今の状況からいかに損をしないかということを考えた時、まずは、相手を慰め、褒めたという。

「ありがとう、急いでやってくれてありがとう。でも、これじゃ日本のホテルは受け取ってくれない。だから僕も損してしまい困るんだ。」

わがままな子供に対するように、ご機嫌をとりながら話しかけたという。

法や契約書が意味をなさない以上、相手の気分をよくさせ、やってもらうしか方法がないのだ。

相手が100パーセント悪いのに…。



最終的に、どうなったか

で、最終的に、どうなったかというと…

再度作成してもらうことになったのだが、

「わかったよ、お前も完成品がないと困るだろう。でも、材料代全額払うと俺も損する。半分負担してくれ」

と言われ、その費用はC君と工場の半々で持つことになったらしい。

本当に信じられない話だが…。こう言うことは時々生じることらしい。

しかし、むしろ、全て失っていたものを半分払わせただけ、成功の例だと言える。

ビジネスの相手がこういう人に当たってしまったら、本当に大変だ…。



C君は言った

C君は言っていた。

「この国でビジネスをすることは本当に大変だよ。客を探し、やっと見つけ、丁寧に対応して、時間をかけて誠実に仕事しても、相手がこういう人だったら全てが水の泡なんだから。正直に仕事するだけバカを見る世界だよ…」

うーむ…たしかに、大変だろうなぁ。

私は客の立場で店を利用しても、子供のような駄々をこねられて大変だと思うことがあるのに…。

ビジネスだとそりゃ本当に大変だろうなぁ…。

正直者がバカを見る世界…なんか悲しい。

しかし、Aさんの話を聞いたら、C君の話はまだまだマシだと思った…
中国との国際貿易で500万円を失った日本人Aさんの話」は明日9時に更新します。


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