クレラップに感動した
こちらで生活していると日本の商品の出来の良さを本当に実感できる。
最近、リアルに感動したのが、「クレラップ」である。
え?クレラップってあの、食べ残しの食べ物が乾かないようにかぶせるやつ?
そう、あのクレラップ。類似商品にサランラップもあるが、これら日本の食品用ラップフィルムが本当にすごいと思ったのだ。
日本に住んでいる人はなんのこっちゃわからないと思うが、中国生活している人ならきっとわかってくれると思う。
クレラップ、サランラップの切れ味が感動するほど素晴らし過ぎるのだ。
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"ピッ"と切れる快感!
サランラップのコマーシャルで、「ピッとぴったり美味しさ包ーむ♪サランラップ♪」
という歌がある。
この歌が示すように、日本のサランラップ、クレラップは本当に"ピッ"と切れる。
容器から必要な分のラップを出し、食品の入った皿に被せ、容器を閉じて手首を返すだけで、なんのストレスもなく、"ピッ"と切れるのである。
日本製ラップを使って思った。めちゃめちゃ気持ちいい!こんなにピッっと切れるものだったっけ!?ラップって?
感動するほどの気持ち良い切れ味だ。
こちらのラップはとにかく切れない
なぜそう言うのかというと、こちらで売っているラップの切れ味が悪すぎるからだ。見た感じは同じで、容器も変わらない。しかし、容器から出したあとの切れ味が超絶に悪い。
日本のサランラップやクレラップが"ピッ"と切れると表現するなら、こちらのラップは"ニューゥゥゥンン………"という感じである。引っ張っても、伸びるだけでひたすら切れない。結局は手で引っ張って無理やり引きちぎるか、ハサミで切らなければならない。
とにかく、イライラするほどの切れ味の悪さだ。
中国で売っているラップ
切れ味が悪くてもラップとしては問題ないのだが
しかし、ラップの使用目的を冷静に考えた時、ラップを出した時の切れ味は重要ではない。なぜなら、容器から出す時の切れ味が悪かろうと、食品を乾燥から守るというラップとしての働きには変わりないからだ。
言い換えればこちらの食品用ラップフィルム会社もちゃんとした製品を提供しているのである。商品本体に何も欠点はない。
消費者の使いやすさを追求する姿勢に感動
私が日本のラップに感動したのは、全くストレスのない"ピッ"という切れ味もそうだが、何より食品用ラップフィルム会社が消費者の立場に立って考え、消費者がいかに楽に、快適に使用できるか追求していることが垣間見えたからだ。ラップを出した時の切れ味が良くなっても、本体の性能には全く変わりはない。しかし、"ピッ"という一瞬の快感を消費者に味わってもらうために、彼らは決して安くないお金や時間や労力を費やしたのである。
クレラップの本体の表示からそれがわかる
日本の食品用ラップフィルム会社の企業努力を考えた時、それはすごいことだと思った。
こちらのラップの切れ味の悪さが日本のラップの素晴らしさに気づかせてくれたのである。
海外生活で気づく日本製品の良さ
日本にいた時はあまり意識してなかったが、海外生活をすると、日本製品の良さに気づく。精錬されており、消費者にとっていかに使いやすいかがよく研究されている。
この場をお借りして、クレハ(クレラップのメーカー)と旭化成(サランラップのメーカー)の企業努力に賛辞を送りたい。
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