【深セン香港】数日前の寒波による急激な温度低下と、体感温度に関する考察

【深セン香港】数日前の寒波による急激な温度低下と、体感温度に関する考察

最近の天気

深センと香港は亜熱帯地域である。暑い期間が長いとは言え11月に入ると真夏の暑さはなくなり、空気も秋の空気に変わる。最高気温はいまだ30度近くを推移しているが、最低気温が夏とは全然違うのでかなり過ごしやすい。

ただ、数日前、寒波が深セン香港地域を襲った。気温の変化をグラフにまとめたので見てほしい。

2016年11月4日~14日 深センの気温変化
2016110414.jpg
これは4日から今日(14日)までの10日間の最高気温と最低気温をグラフ化したものである。深センのものだが、香港もほぼ同じである。


9日、10日、11日の寒波

11月のこの時期は最高気温が30度前後、最低気温は20度前半が普通である。実際、9-11日の3日間を除けば、グラフはそれを示しており、最高気温は安定して30度前後を推移している。

異常値といえるのが9-11日の3日間だ。それまで30度近くあった最高気温がいきなり16度まで下がり、最低気温は13度を記録している。

この3日間、寒波が深セン香港地域を襲い、一気に15度近い温度変化が起こったことがわかる。


秋、冬、春は急激な温度変化が注意

夏は急激な温度変化は生じず、ずっと暑いが、これからの時期、このような急激な温度変化がたびたび生じるのだ。

半袖で過ごせる30度オーバーから、深セン香港では真冬の気温である10度代前半にあっという間に変化することもあるので、体調を崩したり風邪をひく人も多い。

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体感温度はかなり低い

香港深センの冬は南国なのに思ったより寒い。

なぜなのか?考察してみた。

3つの理由が挙げられるだろう。



1、太陽がない

深セン香港でプラス10度近くまで温度が下がるときは太陽が出ていない時。つまり冷え切った時だ。

一方、中国の黒竜江省などの寒冷地で春先にプラスになるときは太陽が照りつけ、気温が上がった時である。

気温が同じでも太陽の光が当たるのとそうでないのでは、体感温度は全く異なるのだ。



2、建物の作りが違う

寒冷地では冬向きに建物が作られているが、香港深センは夏向きに作られている。

壁や床が熱を吸い取る素材で作られているので、気温で想像する以上に家の中がとても寒く感じる。



3、体を温められるところがない

北方エリアは外気温は低いとは言え、生活空間はストーブがあるのでどこでも暖かい。家も、会社も、学校も、スーパーも、コンビニも、どこも暖かい。

仮に外気温マイナス10度でも、建物に入って暖をとることができるのである。

一方、深セン香港はストーブがない。外気温が10度なら室内も10度である。そして、上記したように、熱を感じさせない壁材が体感温度を10度以下に下げ、体の芯から寒いと感じる。

体を温められない寒さがずっと続くのは思いのほか辛い。



まとめ:深セン香港の冬は寒さに気を付けろ

ということで、まとめである。

現在、まだ最高気温は30度を超えているので半袖でも暑いが、これからの時期は数日前のように温度が急に下がる場合がある。

また、冬になれば、プラス10度を下回ることもある。

上記したように、深センや香港のプラス10度は、寒冷地のプラス10度と全く性質が異なる。

想像以上に寒いので、寒さ対策は必須だ。これから旅行を考えている方は、気温の数字だけを鵜呑みにせず、体感温度がかなり違うということを踏まえ、寒さ対策をしておこう。


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