※2018年1月24日更新
まとめ:日本人(香港非居住者)が香港でHSBC、ICBCなどの銀行口座を開設するために必要な4つの準備と書類
日本人(香港非居住者)が香港で銀行口座を開設するために必要なことをまとめてみた。外国人は香港での口座開設が難しくなっているが、以下に挙げた4つのの準備で私は実際にICBCで口座を開設することができた。
その時のやり取りは記事下にリンクを張ったのでご覧いただきたい。
人気のあるHSBCを含め、香港の銀行での開設を考えているなら参考にしていただきたい。
なお、香港居住者や香港で仕事がある人は簡単に開設できると思う。
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1、パスポート
これはいうまでもない。身分証明書が無ければダメである。2、住所証明
日本の住所、発行から3ヶ月以内、英文で名前と住所が入っているもの。例えば、
① 三か月以内に公的機関から発行された、事業証明(申請人の名前、日本の住所が英語で表記されたもの。)
② 三か月以内に発行された、電話、インターネット、光熱費などの請求書(申請人の名前、日本の住所が英語で表記されたもの。)
③ 三か月以内に香港かまたはその他の国の政府から発行された税金納付書などの書類(申請人の名前、日本の住所が英語で表記されたもの。)
④ 三か月以内に発行された銀行の残高証明など(申請人の名前、日本の住所が英語で表記されたもの。)
私は新生銀行で英文の残高証明を出してもらった。電話で申請したら手数料1080円で日本国内の登録住所に送ってもらえた。
3、現金(香港ドル)
開設時、入金を求められる。ICBCで開設したときはは1万香港ドルだったが、ある程度は用意しておいた方がいい。HSBCは現金が不要だった。銀行によって違うようである。
4、開設の理由、交渉力、言語力
これが最も重要だと思う。私の場合もそうだったが、開設が可能かどうかは、結局担当者次第という事もある。どうして香港で口座を開設しなければならないのか理由を納得してもらうことが重要だ。交渉は日本語ではダメで、香港で通じる英語、中国語、広東語で交渉しなければならない。伝わればオーケーなので、身振り手振りや筆談を交えても構わない。通訳を頼んで開設してもいいが、口座凍結など問題があったり、結構トラブルもあるらしい。なので、自分で交渉する自信がないなら、トラブルがあったリスクのことも考えておいた方がいいと思う。(再度交渉のために通訳を依頼する費用など)
現在、HSBCは通訳は不可らしい。また、開設の理由を書面で証明する必要があるので、かなりハードルが高い。
※2017年3月21日更新 上記4つに加え、2017年から必要なものが増えた。詳しくはこちら ■2017年から香港HSBCの銀行口座開設が面倒になった。共通報告基準(CRS)とは? |
■香港HSBCに関する記事まとめ
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この記事へのコメント
WL
最初、上水の支店へ行ったのですが、開設理由(香港公司との仕事で報酬もらう、今後設立する自分の公司の給与受取)を言うと「そんな理由では開設できない、お帰りください」と追い返され、
次に尖沙咀の支店まで飛んだのですが、「中国銀行の基準ではそういう理由では開設できません。ほかの銀行なら開設できるかもしれませんが」と追い返され。
そして、K支店(敢えてイニシャルに)へ行ったところ、最初は難色を示されたものの、開設理由で押し切り、國際免許証と日本の免許証の番地で住所の整合性を取り無事開設できました。
同じく中国銀行香港の別支店で口座開設した知人曰く、最低預金額は$1000だったようですが、なぜか預け入れを求められず(それでも$500は入れましたが)。そして今年から必ず聞かれると言われている税務編码(マイナンバー)を聞かれずに開設できました。
でもそのうち聞かれるのですかね^^;
ペッペケ
無事開設おめでとうございます!
^^
私が開設した時もそうでしたが、銀行や担当者で本当に対応が変わりますね。しかも、マイナンバーいらずですか。
私は基準が変わる前に開設しましたが、特に聞かれることはありませんので、開設してしまえばこっちのものかもしれません。
とにかく、おめでとうございます!
太郎
管理人
コメントありがとうございます。
HSBCを開設してから、ICBCはあまり使っておらず、すみませんがご質問の件あまりわかりません。
マルチカレンシーや投資などはやはりHSBCがかなり便利だと思います。