香港と深センでも人気の吉野家の牛丼。日本と大きく違うのは…

香港と深センでも人気の吉野家の牛丼。日本と大きく違うのは…

香港の吉野家で牛丼を食べた。

香港、深センにも吉野家がある。

今日久しぶりに香港で吉野家の牛丼を食べた。

今回食べた牛丼コーラセット。40HKDなり。
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日本の吉野家といえば、言うまでもなく、早い、安い、うまいの三拍子揃った店だ。

注文からすぐに出てきて、5-10分もあれば食事が終わるので、急いでいる時はよく食べたものだ。

日本時代は仕事が忙しくて、移動の合間によく寄ったのを覚えている。


香港の吉野家も美味しい

香港の吉野家の牛丼は日本のと変わらず美味しい。味付けもほとんど変わらず、懐かしい気分になるね。

牛丼はほとんどかわらないのだが、それ以外のメニューは結構違う。

メインの牛丼以外には唐揚げ定食とか、日本にはないメニューもたくさんあって美味しそうだ。

今日も結構混んでいた。


日本の吉野家との違いは客の滞在時間

日本と香港の吉野家は、上記したようにメニューが結構違うのだが、最大の違いは?と聞かれたら、客の平均滞在時間だと答える。

吉野家に対する考え方が日本人と香港人では大きく違い、それが客の滞在時間にに大きく影響するのである。

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日本人にとって吉野家はファーストフードだ

日本では、多くの人にとって吉野家はファーストフードという位置づけだ。もちろん、長居をすることもあるかもしれないが、サラリーマンが1人で来てパパッと食べられる早さ重視の店なのだ。

だからこそ、日本の吉野家はボックス席が少なく、ほとんどがカウンター席で、支払いもその場でできるシステムになっている。


香港人にとって吉野家はファミリーレストラン

一方、香港人にとって吉野家は、ファミリーレストランという位置づけだ。ゆっくりと家族や友人、カップルで食事を楽しむ店なのである。なので、カウンター席はなく、ほぼ全てが4人、2人、長テーブル席になっている。

そして、それを象徴するメニューがある。

なんと!香港の吉野家には鍋料理があるのだ!

吉野家の鍋!
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旅館の晩御飯に出てくるように、小さい鉄鍋の下に固形燃料がセットされていて、家族でゆっくりと鍋をつつくことができるのだ。

これが結構人気で、何人も食べている人がいた。

日本の吉野家ではありえない光景である^^;

でも普通に美味しそうだった。


香港の吉野家はこれで成功している

海外進出しているフランチャイズの店は多いが、注意して見ると結構メニューが違ったりする。

これは当然といえば当然。

現地のニーズに合わせる必要があるからだ。

吉野家も現地の市場調査を行い、日本のようなファーストフードではなく、家族や友人と食事をゆっくりと楽しめるような環境とメニューを用意したのだろう。

結果、香港ではそれがぴったりはまり、大人気店となったのだ。


香港の吉野家に行ってみよう

香港の吉野家は日本とは違う。日本にはないメニューもあるので、ぜひ行ってみてほしい。

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