香港、中国深センのコーヒー事情。中国ではインスタントコーヒーが驚きの値段?

香港、中国深センのコーヒー事情。中国ではインスタントコーヒーが驚きの値段?
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日本人はコーヒーが好きだ

日本人はコーヒー好きな人が多い。

私もその1人であるが、朝はコーヒーを飲まないと一日が始まった気がしないし、昼食後もコーヒーブレイクして午後に備えたい。夜寝る前もコーヒーを飲むことがよくある。

もちろん、コーヒーを飲まない人もいるだろうが、日本人は総じてコーヒー好きな人が多いと思う。

だから、コーヒーは日本なら小さなコンビニはもちろん、スーパーならどこでも売っている。

だが、中国は状況が異なる。

日本よりはるかにコーヒーの消費量が少ないのだ。

コーヒーの国別消費量を見てみるとそれがわかる。


コーヒーの国別消費量。日本と中国の差は歴然!

2011年の統計によると、日本は1年の1人あたりのコーヒーの平均消費量が331杯だ。つまり、1人あたり毎日0.9杯(ほぼ1杯)飲んでいることになる。

一方、中国はなんと1年間の平均消費量が1人あたり20杯しかない。1人一日あたりにすると0.05杯。1ヶ月に2杯も飲んでいないのだ。

中国と日本とのコーヒー消費量の差は17倍。つまり、中国は日本より10倍以上の人口を擁するが、それでも中国国内トータルのコーヒー消費量は日本より少ないことになる。


中国は日本よりコーヒーを売っている店がかなり少ない

当然、飲む人が少ないとなると、必然的に売っている店が少なくなる。

中国の普通のスーパーやコンビニにはまずコーヒーは売っていない。ネスカフェ的な中国の即席カプチーノはあるが、コーヒー粉は大型の商店に行かなければ見ることさえできない。

大型のスーパーには売っているが、あったとしても、需要が少ないため、値段がめちゃめちゃ高い。しかも、なかなか売れないのか、焙煎されてからかなりの日数が経っている。これじゃコーヒーが台無しだ。

スタバやカフェも増えてきて、そう言うところで飲む人も多くなってきているが、自宅でコーヒーを飲む人決して多くないのだ。

コーヒー関係のものは全て高い。これを見て欲しい。深セン市のAEONでみたuccインスタントコーヒー。82.8元。なんと日本円で約1300円もするのだ。
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ダレがかうの……?(・・?)

インスタントコーヒーは安く、気軽に飲めるのがウリなのに…この値段じゃ全く気軽に飲めないよ。



中国人にとってのコーヒーの認識

こういうことがあった。

中国人の友達が、私がコーヒー好きだと知って、「コーヒーを買ってきたので一緒に飲もう」と言ってきた。

「本格的なコーヒーを香港で買ってきた。日本のメーカーのだから絶対に美味しいと思う。でも飲み方がよくわからないんだ」

そう言って買ってきてくれたのが、………ごく普通の日本のメーカーの"インスタント"コーヒー。

「あー…本格的な…コーヒーねぇ。これは、インスタント…だよぉ…」

…とはさすがに言わなかったが、中国でのコーヒーの認識はその程度のものなのである。

(もちろん、インスタントはインスタントで美味しいので、美味しく飲みましたが^_^)

また、中国の人にコーヒー飲む?と言われても、ちゃんとしたドリップコーヒーが出されることはまずない。出されるのはほぼ間違いなく、かなり甘い中国版のネスカフェ的なやつ。まぁ、これはこれで美味しいけど、ほぼコーヒーの味はしなく、コーヒーとは全く別の甘い飲み物である。

その甘い中国版ネスカフェでも、現地の人たちは「飲むと眠れなくなるから自分は飲まない。」…と言うのである。

他にも、
「コーヒーは苦くて美味しくないもの」
「目覚ましのため我慢して飲むもの」
「苦ければ苦いほどいいコーヒーだ」

そんな話を中国人の口からよく聞く。甚だしいコーヒーに対する誤解である。

なるほど…コーヒー需要が少ないわけだ…。


もちろん、コーヒー好きな人も少数派だがいる

もちろん、中国にも少数派だがコーヒーの味がわかり、コーヒー好きな人もいるということを強調したい。こだわっている人もいる。

実は私自身、深センのコーヒーショップの中国人オーナーにコーヒー豆の焙煎のコツを教えてもらったことさえある。

そういう人がいて、中国の年間消費量平均値が1人あたり20杯という数字になってるのだ。

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香港のコーヒー事情は?

香港は中国本土とコーヒー事情がかなり異なる。

統計によると、1日あたり、1人平均で約0.7杯となっている。上記したように日本が約0.9杯なので、数字だけ見ると、日本より少し少ないくらいである。

香港原住民は中国人だが、香港がかつてイギリスの統治下にあったこと、香港にいる欧米系の人がコーヒーを好むため、平均値が中国本土とは全く異なると思われる。

香港の中華系の人でコーヒーを嗜む人は多くないが、コーヒー好きな人もだんだんと増えてきている。


香港はコーヒーが手に入りやすい

香港は中国本土と比べ需要が大きいだけあって、コーヒーはたやすく手に入る。

スターバックスコーヒー、パシフィックコーヒーなどのカフェもたくさんあるし、普通のスーパーでもコーヒー粉、ドリップ用のペーパーなどを売っている。

ただ、日本ほど一般的には飲まれていない感じで、価格は日本の2倍くらいと高く、リーズナブルではない。

私は日本に帰った時とかに、ダイソーでドリップペーパーを買いだめしてきている。100枚100円で売っているからね。日本はコーヒー好きにはいい国だ。


中国で美味しいコーヒーを

というわけで、中国深セン、香港で美味しいコーヒーを飲むのはなかなか大変だ。

スタバのコーヒーは物価に比べてかなり高いので、(中国ではスタバのコーヒー一杯で、ラーメンが3杯食べられる)毎日飲む気にはならない。

そこで行き着いたのが、ネットでコーヒー豆を買うことだ。

あまりメジャーじゃないが、実は中国の雲南省はコーヒー豆の産地で、そこから直で買えば美味しいコーヒー豆をかなり安く買える。

タオバオなどでも買えるので興味があったら検索してみてほしい。


日本人は本当にコーヒー好きだ

中国、香港のコーヒー事情を考えると、日本人はコーヒーが本当に好きだと思う。

また消費者に応えるためのメーカーのこだわりもすごい。日本のコンビニ100円コーヒーなんて、本当にすごいと思う。

コーヒーに関して言えば中国は話にならない状況だし、香港でも、コーヒーは日本ほど身近な飲み物ではないのだ。

日本に帰るたび、日本のコーヒーに対するこだわりはすごいと思う。


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