大流行の言葉、屌丝(ディアオス、diao si)って何?

翻訳を頼まれて出てきた謎の言葉屌丝(ディアオス、diao si)

文章の翻訳を頼まれたのだが、謎の見たこともない単語が出てきた。

それは

屌丝(ディアオス、diao si)

という言葉である。

なにこれ?読み方もわからなかった。

訳出した文章は、

「現在の中国では大卒者の収入増加より、農業の方が収入増加が顕著であり、収入差が縮まるにつれて、“屌丝”という言葉がネット上を騒がせるようになってきた。」

だ。

何?

この“屌丝”って?と思った。初めて見る単語である。

で、調べてみた。

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屌丝(ディアオス、diao si)

屌丝(ディアオス、diao3 si1)は正式な言葉ではなく、いわゆるネット上などで生まれたスラングなのだそうだ。中国の若い世代を中心に行った調査によると、認知率は90パーセントを超え、上海では99パーセント以上の人が知っていると答えた、中国では常識の言葉らしい。

で、肝心の意味だが、日本語で簡単に言うと、

「負け組、負け犬、ダメ人間」

だ。

金もなく、見た目も悪い、背も低い、臆病者などいろいろ意味を含んでいるようだが、日本語では「負け組、負け犬、ダメ人間」がぴったりの訳出だと思う。


使い方

あまりよくない言葉ではあるが、ほかの人を罵ったりすることには使われず、もっぱら、冗談交じりで、「自分はダメなんだよ、負け組なんだよ!」という感じで使われるようだ。

「全然給料が全然上がらない、俺こそ“屌丝”だ」

こんなことをサラッと言ってみると中国人の若者にウケるかもしれない。


【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます


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