「不吃饭」食べたくないの?具合でも悪いの?誤解を生む中国語

「不吃饭」食べたくないの?具合でも悪いの?誤解を生む中国語

誤解を生んだ日本人の中国語

バスの中で日本人を見かけた。

中国人の人と中国語で話していて、聞く気は無かったが、耳に入ってきた。

中国人「吃饭了吗?」(ご飯食べた?)
日本人「不吃饭」(“食べてないよ”と言いたかったと思われる)

これに対して中国人はこう言っていた。

中国人「不想吃?不舒服吗?」(食べたくないの?具合でも悪いの?)

あれ?なんか話が噛み合っていない…?

そう、日本人の言った「不吃饭」という言葉が誤解を生んでいたのだ。


不吃饭

「吃饭」は「ご飯を食べる」、「不」は否定を意味するので、この日本人は「不吃饭」が「食べてないよ」を意味すると思ったようだが、「不吃饭」は「食べてない」という“状態”ではなく「食べたくない」という“願望”を表す意味になる。

それで、中国人は「(え?食べたくないの?)具合でも悪いの?」と聞き返したのだ。


否定を表す「不」と「没」

中国語で否定を表す時、「不」または「没」を使うのだが、違いがわかっていないと、上記のような誤解を生んでしまう。

まずは、その違いを理解しよう。以下の違いがある。
「不」…現在の否定。意思、願望、習慣の否定。
「没」…過去の否定。動作の未完を客観的に否定。



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どうして誤解を生んだのか

違いがわかったところで、先ほどの例を考えてみよう。

「不吃饭」の「不」は現在の否定であり、意思や願望を表す。よって、「食べたくない」という意味になる。

正しくは、「没吃饭」と言えば良かったのだ。「没」は過去の否定、動作の未完を客観的に否定しているので、食べていないという状態を表し、「食べていない」という意味になる。

なお、普通は「まだ」という意味の「还」を付けて、「还没吃饭」=「まだ食べていない」ということが多い。


「不」と「没」の例。例外もある

他の動詞でも同じだ。
不去…行きたくない
没去…まだ行っていない

不看书…本は読みたくない
没看书…まだ本を読んでいない
と、このようになる。

だが、例外もある。それは存在を表す「在」という動詞だ。これは、どちらも同じように使え、どちらも正しい。
「他不在」…彼はいない。
「他没在」…彼はいない。
ただ、「没」は「未完」の意味を含むので、「他没在」は「今はいないけど、これから来る」というようなニュアンスがある。

いずれにしても、「今はいない」という意味で、「他不在」「他没在」はどちらも正しい。


「不」と「没」の違いに気をつけてみよう

中国語を話すとき、「不」と「没」を間違えると誤解を生むことがあるので、意味を理解した上で、どちらを使うか気をつけてみよう。


【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます


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