アジア最大の電脳街華強北で
深センの華強北(ファーチャンペー)の小ネタである。華強北のアクセスは「華強路」という地下鉄駅が便利だが、地下鉄を降りてから周りの人達が言っている声に注意してみてほしい。
中年以上のオッさんおばちゃんが
「ファーピャオ、ファーピャオ、ピャオピャオ…」
と言っているのが聞こえるはずだ。
その数、1人や2人ではない。
特に地下鉄付近や道路脇には多く、数メートルおきに1人くらいの割合で、「ファーピャオ、ファーピャオ」と言っているオッさんおばちゃんと出くわす。
彼らは一体何をしているのか。
領収書を売っている
ファーピャオを漢字で書くと、「発(ファー)票(ピャオ)」となる。意味は、「領収書を発行する」だ。
つまり、そのオッさんおばちゃんは、
「領収書、領収書!領収書はいらんかねー!」
と言っているのだ。
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領収書を売っているって?
もちろんこれは不正行為だ。領収書を買ってどうするんだ?と考えてみたが、どう考えても、買ってもいないものの領収書を善用する方法が思いつかない。悪用しかできないだろう。
税を逃れたり、会社に「これを買った」と嘘をついて金を要求するくらいしか使い道がない。
明らかに「黒」の商売をしている偽領収書屋がここには黙認され、驚くほどいるのだ。
しかし、いつ行ってもこれほどたくさんいるということは、実際に売れているという事なんだろう。
悲しい実態がそこにはある。
華強北に行ったら注意して聞いてみよう
華強北に行ったら道端のオッさんおばちゃんのいう言葉に注意してみよう。「ファーピャオ、ファーピャオ、ピャオピャオ…」
という声が聞こえてくるはずだ。
彼らとどんな人達が繋がっているかわからないが、無視すればなんの危険もないので、心配することはない。
華強北の1つの観光のネタとして、行った時は意識して聞いてみてほしい。
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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この記事へのコメント
bigpaddy
例えば店でパソコンを買うと、発票は何にしますか?と聞いてきます。
1.ちゃんとした発票、
2.安い方の発票、
3.発票は要らない
この3種類のはずです。1と3とでは支払う額が月とスッボン、可成り違います。これ中国独特の増値税の違いです。道端のおじさんオバサンもそうですが、ショップだって同じ事をしています。
ペッペケ
コメントありがとうございます。
私がパソコン買った時もそうでした。