バスが故障
中国のバスはよく故障する。半月に一回くらいは路上で故障のため停車しているバスを見かけるし、自分が実際に乗っているバスが故障したことも何度もある。
自分が乗っているバスが故障したのは・・深センに来てから5年で2-3回だろうか。
・・・・
・・・いやいや、冷静に考えてみたら、やっぱり故障率が高すぎだ。
日本で運行中に乗っていたバスが故障した経験は一度もない。それが中国に来てすでに数回もあるのだ。
そのうち一回は突然エンジンルームから大量の煙が出てきて車内が大パニックになった。車内は煙は真っ白、乗客は我先にとドアに向かい、あるおばちゃんはほかの人を殴りまくって先に降りようとするし・・。でも、煙の量は半端なかったし、エンジンから発火するんじゃないかというレベルだった。さすがにあれは焦った。
それにしても、バスがこれほど故障するということは整備がかなり甘いのだろう。
今日も故障した
で、今日も乗っていたバスが故障した。最初は問題なく走っていたバスだが、途中でエンジンの音がおかしくなり始め、加速も悪くなり、次々に後続車に抜かされるようになった。
その後まもなく、路肩に停車。
車掌のお姉ちゃんは一言。
「坏了!」=「壊れた!」
の一言。
見りゃわかるよ。
それにしても、壊れて停車し、客に不便をかけてもこちらの乗務員は決して謝らない。
「壊れたんだから仕方ない、何が悪いのか」
といった感じだ。
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とりあえず降りろと言う
その後、車掌は「後続のバスがそのうち来るからそれに乗り換えろ、とりあえずバスを降りて待て」と言う。
誰も文句を言わず、バスを降りる。
まぁ、文句を言っても仕方がないのだが・・・
後続のバスに乗り換え
その後一台バスが来たが、みんな我先にとバスに乗り込んで行く。結局そのバスには乗れず、その次のバスをさらに路上で待つことになった。
最終的に家に着いたのは、予定より1時間遅れ。
暑い中で待たされ…なかなか大変であった…。
これは、中国生活ではよくある日常の一幕だ。
【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます
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この記事へのコメント
bigpaddy
というか故障しなくてもありますね、ガソリンスタンドで止まって(給油じゃなくて)隣のバスに乗り換えるよう指示されるます、それは行き先が同じ方面だけど他社のバス、終点まで行く人は乗り換る、途中下車の人は乗換しなくても良い、運転手らが勝手に相談しています。つまり運転手は終点まで行きたくないので、客を他社のバスへ載せかえたわけです。
ペッペケ
コメントありがとうございます。
こう言うのがまかり通る社会なんですよねぇ