住んでみてわかった、日本と中国「人と人の距離感」4つの違い

住んでみてわかった、日本と中国「人と人の距離感」4つの違い
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日本と中国「人と人の距離感」が違う

中国と日本、いろいろな文化の違いがあり、実際に住んでみると色々な違いに気付かされます。

その一つに、「人と人の距離感」の違いがあります。

端的に言うと、日本人は個人のプライバシーを大事にし、中国人はオープンで人との距離が近く、すぐに親しくなれる人が多いと思います。

これは、どちらが良い、悪いと言うことではなく、文化が違うのです。

日本人からすると「中国人は人のプライバシーに踏み込んできて、失礼!デリカシーがない!恥ずかしくないの?」と思うかもしれませんが、

中国人からすると「日本人はなんでこんなに冷たいの?どうしていつもドアを閉めておくの?」と思うかもしれません。


文化の違いを知る楽しみ

こちらでの生活も長くなり、こちらの文化は少しずつ理解できるようになりましたが、最初は驚くことも結構ありましたね。

でも、こういう文化の違いを知って見聞を広めることも、海外生活の醍醐味なのかもしれませんね。

以下に「人と人の距離感」が違うなぁと思ったことを紹介します。

【違い1】家のドアを開け放しにする。

中国では、たくさんの人が通る道路に面している家でも、ドアや窓を開け放しにしている家が多いです。カーテンも閉めません。

中を見るとパジャマや部屋着などのくつろいだ服装で食事や家族団欒をしています。

日本人の感覚だと、絶対に人に見られたくないプライバシーだと思いますが、こちらの人たちは全く気にならないようです。


【違い2】マンションの作りも違う

日本だと、プライバシーを意識して、窓やドアを開けたとき、向かいの家と重ならない設計になっています。両方窓を開けたときにお互い中が見えないように、敢えて位置をズラしてあるのです。

でも、中国では、向かい合った家は同じ位置にドア、窓があるのが普通です。

今までもそうでしたし、今の家もそうですが、台所の窓が向かいの家の台所の窓の真向かいにあるので、料理中、たまにばっちり目が合ってしまい、気まずい思いをします。

このマンション設計にもオープンな文化が現れていると思いました。

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【違い3】バスや地下鉄でテレビを見る

こちらでは、イヤホンも付けず、スマホでテレビを大音量で見ている人をよく見かけます。

他人の迷惑を考えないのは問題だと思いますが、そもそも、自分が見ているテレビの音が他の人に聞こえて恥ずかしくないのかなぁと思います。

これも、プライバシーを意識しないが故にできる行動なのでしょう。


【違い4】すぐに友達になれる

バスや地下鉄に乗っていると、隣の人がよく話しかけてきたりします。

「今日は暑いね。どこ行くの?」

とか言うのは普通で、

自分の家族構成とか、給料は〇〇元しかもらえなくてたいへんだとか、めちゃめちゃ個人的な事を話す人も少なくありません。

今は慣れましたが、最初は「えぇ?5分前に会った人にそんなこと言える??」とすごくびっくりしました。

すぐに人を信頼し、なんでも話せるのはすごいと思います。


良し悪し

どちらの文化も良し悪しがあると思います。

相手の気持ちを考えずにプライバシーを配慮しないのは問題だと思いますが、隣に住んでいる人の名前すら知らないのはなんか寂しい気もしますね。

でも、国や人が違うんだから違って当たり前。相手の考え方や文化を尊重しつつ、自分らしくある。

これが海外生活を楽しむ秘訣かもしれません。



【この記事はここまで】お読みくださりありがとうございます

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