香港の街角にある涼茶のお店
香港の街を歩いていると「涼茶」という文字を掲げたお店をよく見かけます。注文すれば、ヤカンに入った「涼茶」をコップに入れて売ってくれます。
持ち運びできるようにペットボトルに入れてくれるお店もあります。
涼茶って?
「涼茶」これは、文字通り訳すと「冷たいお茶」という意味ですが、冷やしている冷たいお茶ではありません。温度は常温だったり、熱いものもありますでは、なぜ"涼"なのかと言うと、体の中で悪さをする"熱気"を下げてくれる効果があるからです。
これには中国医学の「上火(シャンホー)」「下火(シャーホー)」という概念が関係していて、「涼茶」を飲むことによって、「下火(シャーホー)」=悪さをする"熱気"を下げてくれると考えられています。
上火、下火についてはこちらに詳しく書きました。あらゆる病気の根源「上火」とは?
どういう根拠でそうなるのかは、詳しくはわかりませんが…
まぁ、簡単に言うと「涼茶」は「薬草茶」です。
風邪、咳、喉痛、体調不良などに効きます。
飲んでみた
今日は風邪気味だったので、19香港ドルの感冒茶をチョイス。ちょっとお高いね。でも、まぁ、薬だと思えば、まぁそんなもんか。
こちらのこの真っ黒のお椀に入ったのがそれ。ほほう……見るからに薬っぽいねぇ。
味は
味は、センブリ茶に近い。センブリ茶は、一時期、「笑っていいとも」の罰ゲームで流行った、世界一苦いというアレですな。
センブリ茶ほど苦くはないので、飲めるけど、決して美味いものじゃない。
いかにも薬草茶、という感じ。
どういう味?と聞かれたら、「体に良さそうな苦味」と答えるかなぁ。
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効果は?
喉のあたりがすーっとする感じはあったかなぁ。めちゃめちゃ体調が改善されたという体感はないですが、風邪気味だったのはいつの間にか治っちゃいました。
涼茶のおかげかどうかは定かじゃないですが(笑)
涼茶を飲んでみよう
香港を歩いていると、涼茶のお店はよく見かけます。深セン市内にもたくさんあります。旅行で疲れを感じた時、飲んでみるのはいかがでしょうか?
飲んだら必ずこう言いましょう。
「ゔー!まずい!もう一杯!」
こちらも合わせてどうぞあらゆる病気の根源「上火」とは?
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