中国語(普通語)が話されている
深セン市は広東省の中央部南に位置する。ここは元々広東語圏であり、香港と同じように、地元の人は広東語が母語である。しかし、深セン市に住んでいるほとんどの人は他の地域から出稼ぎに来た地方出身の人たちのため、深セン市で話されているのは、普通語と言われる中国語の標準語である。
深セン市の人口は不確定で1500万とも2000万とも言われているが、そのうち純粋な深セン人は数十万人だという。
中国は各地にそれぞれの方言があるが、他の地方出身の人には通じないため、移民の地である深セン市では普通語が話されているわけだ。
この普通語は出身によって多少の訛りはあるものの、北京語とほとんどかわらない。いわゆる日本のNHK中国語講座で学ぶ普通の中国語である。
香港では広東語がメインだが、深センでは中国語(普通語)が基本で、広東語を話せない人の方が多い。
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深センで英語は通じる?
観光旅行に来て、買い物をする程度なら英語でも乗り切れるが、深センの人で英語が流暢に話せる人は香港に比べてかなり少ない。もちろん、ちゃんとしたホテルのホテルマンやビジネスマンなどは話せるが、普通の店員の英語力は低い。
英語力は日本と同じくらいだろうか。数字や買い物をするためのやり取りはできるが、英語で意思の疎通をすることは厳しい人が多い。
中国の地方出身の人は結構な確率で、小学校中学校を卒業して働きに出てきている。そう言う人たちは、数字や「hello」といった単純な単語もわからないことがある。
なので、英語が通じるかどうかは相手次第だろう。
筆談可能
最悪、英語が通じなくても、漢字圏なので、筆談が可能である。日本人が深センに観光旅行に行く場合、基本は英語で、ダメなら筆談で十分乗り切ることができる。
あ、もちろん中国語が話せることにこしたことはないが・・
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