ノービザで中国に滞在できる日数が1日短くなった
2018年秋から外国人がノービザで中国に滞在できる日数が一日短くなったことをご存知だろうか。観光旅行で中国に行く場合はほとんどの人がノービザで行くと思う。中国旅行を計画している方は注意して欲しい。
(ビザを持っている人は気にする必要はないが、日本から友達や家族を旅行で呼ぶこともあると思うので注意してあげて欲しい)
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日本人がノービザで中国に行く場合、最大滞在日数は15日
日本人が(日本のパスポートを持っている人)が中国に観光旅行に行く場合、ビザなし(ノービザ)で行くことができる。そして、滞在できるのが最大で15日間である。(16日以上連続して中国に滞在する場合は、ビザが必要である。)
最大滞在日数15日の解釈が変わった
最大滞在日数は以前と変わっていない。ずっと前から日本人が中国にノービザ滞在できるのは連続で最大15日間である。
では何が変わったのか?
日数の数え方が変わったのだ。
最近、滞在日数に関して、中国イミグレーションの解釈が変更され、結果、実質滞在可能日数が1日短くなってしまったということなのだ。
イミグレ通過時に注意書きを発見
今日、香港と中国間のイミグレを通過した時に、その事を示す注意書きを発見した。外国人向けなので、注意書きは英語で書かれていた。
写真撮影禁止区間なので、それを撮ることはできなかったが、簡単に言うと、
「ノービザの人へ:入国した日も1日に数えるので注意してください」
ということが書かれていた。
あれ?どういう事?決まりが変わった?
と思って、イミグレの係官に聞いてみた。
すると、
「その通りだ。最近決まりが変わった。今後は入国した日が入国1日目になる。今までは入国翌日が1日目だった。なので、ノービザの人は注意が必要だ」
との回答を得た。
なんと、変わったのか。
しかし、こんなに重要な事なのに注意書きが全く目立たない…。
これは気付かない人も多いのではないだろうか…。
中国に入国した2週間後の同じ曜日に出国する必要がある
つまり、これからは中国に入国した日を「含めて」15日間が最大滞在期間なので、2週間後の同じ曜日の日に中国を出国する必要があるということである。
例えば、1月1日(火曜日)に中国に入国した場合、1月15日(火曜日)まで滞在が許される。(1月15日(火曜日)の23:59までに出国すれば良い)
決まりが変わる前は入国日が滞在日に含まれなかった。なので、同じ状況の場合、一日遅い1月16日(水曜日)に出国しても大丈夫だった。
決まりが変わった事に気づかず、“以前の”期限いっぱい旅行を楽しんで出国しようとしたらオーバーステイで罰金を取られることになるので注意しよう。
まとめ:ノービザで中国に行く場合は、2週間後の同じ曜日に出国
ということで、まとめである。ノービザの滞在日数に関して、中国のイミグレの解釈が変わった。
日本人が中国にノービザで旅行に行く場合、2週間後の同じ曜日の日に中国を出国する必要があるので注意して欲しい。
(関連記事) ■中国に15日以上滞在するには? ■ビザなしで中国に16日以上いたらどうなるのか? |
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この記事へのコメント
bigpaddy
そですか、たかが1日されど1日、この差って大きいですね。お隣に香港とマカオがあると15日滞在が永遠に続けられると思いがちですが、この先体制がどう変わるのか非常に気になりますね。﹋o﹋
BIGPADDY
そですか、たかが1日されど1日、この差って大きいですね。お隣に香港とマカオがあると15日滞在が永遠に続けられると思いがちですが、この先体制がどう変わるのか非常に気になりますね。﹋o﹋
管理人
コメントありがとうございます。
色々変わってきていますので、旅行で中国に来るのにもビザがいるようになるかもしれないですね。今後どうなるのでしょうか。